こうしておきるトラッキング火災
電化製品に囲まれた現代人の暮らしには、使い方次第で火災につながる要因が潜んでいます。電化製品を使用していなくても長時間コンセントに電源プラグを差し込んだままにしておくと、「トラッキング現象」を引き起こす恐れがあります。これは、コンセントとプラグの間に付着したほこりが空気中の湿気を吸収することによって、プラグの間に電流が流れて発熱・発火を起こす現象です。 特にパソコンユーザーの場合、使用していない時でも通電状態であることが多いため、トラッキング現象による火災が起こる可能性が高く注意が必要です。
【1】
コンセントとプラグの間にホコリがたまります。
【2】
ホコリが空気中の水分を吸収することによってプラグ両刃間にわずかな微電流が流れます。
【3】
プラグ表面に炭化導電路<トラック>ができ、発熱、発火を起こします。

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