
サイトやアプリでWi-Fi(無線LAN)の速度測定をしてみよう!
「最新のWi-Fiルーターを使っているのに通信速度が遅い」「リビングと寝室で通信速度が変わる」などと感じたことはありませんか?そんな状況を解決する手掛かりになるのが、Wi-Fi(無線LAN)の速度測定です。
通信速度や電波状況を数値で測ることができると、11nと11acでどちらが速いかがわかったり、どこにWi-Fiルーターを置けばいいか参考になったりします。
今回は、Wi-Fi(無線LAN)の速度についてご紹介します。
Wi-Fi(無線LAN)の速度測定とは?
光回線などの高速な通信回線を契約しても、Wi-Fiルーターの置き場所や壁などの障害物によって通信速度が不安定になると、ストレスが溜まるばかりです。Wi-Fi(無線LAN)の通信速度を測定し、今利用している通信回線の状況を可視化してみましょう。
クリックひとつで速度測定ができるサイトやアプリ
Wi-Fi(無線LAN)の回線速度を手軽に測定できるWebサイトやアプリはいろいろあります。これらを使うことで、上り(アップロード)と下り(ダウンロード)の回線速度を測ることができます。 ただし、使用するWebサイトやアプリによって測定結果に差が出たり、同じWebサイトやアプリを使っても測定するタイミングによって数値にばらつきが出たりするため、参考程度にとらえるのがいいでしょう。
動画をストレスなく見られる通信速度は?
混雑時には通信速度が遅くなるなど、品質保証をしない「ベストエフォート型」の通信サービスの場合、通信速度の目安は回線契約の理論値の3~6割となります。100Mbpsの回線の場合、30~60Mbps程度の速度が出ると考えていいでしょう。ただし、Wi-Fi(無線LAN)で接続する場合は、その半分くらいの数値になることもあります。
例えば、自宅で動画を視聴する場合、どのくらいの通信速度が必要になるでしょうか?YouTubeのヘルプページを見ると、「インターネットや端末の接続のトラブルシューティング」として、動画視聴の推奨速度が示されています。推奨速度は以下のとおり、動画の解像度によって異なります。
動画の解像度 | 推奨される持続的な速度 |
---|---|
SD 360p | 0.7Mbps |
SD 480p | 1.1Mbps |
HD 720p | 2.5Mbps |
HD 1080p | 5Mbps |
4K | 20Mbps |
契約回線の理論値が100Mbpsの回線の場合、Wi-Fi(無線LAN)で接続した場合は、15~30Mbps程度の速度が目安となります。上の表の数値を見ると、HD 1080pの高画質動画でもスムーズに閲覧できそうですが、必ずしもそうとは限りません。複数の機器を回線につないだり、Wi-Fiルーターと端末とのあいだに障害物がある場合は、動画が途中で何度も停止したり、再生されなかったりする可能性もあります。
まずは速度測定をしてみて、通信速度が契約回線の理論値を大幅に下回る場合は、Wi-Fiルーターの置き場所を変えたり、接続端末を減らしたりするなどの工夫をしてみましょう。
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