
「困った!無線LANが使えない。故障かな?」
チェックリストで解決するトラブル対処法
無線LANは有線LANに比べると目に見えない分、トラブルになると対処法が難しく感じます。そこで、簡単にできるトラブル解決法を紹介します。無線LANがつながらなくなり、「故障かな?」思った時のチェック方法をいろいろな側面から紹介しますので、試してみてください。
まずはインターネット接続の確認から
無線LANでのネット接続ができなくなった場合、まずはご使用のネットワークがインターネットに接続できているかどうかを確かめましょう。無線は正常でも、何らかの原因でネット接続ができていないケースも意外に多くあるのです。そこで、LANケーブルを使い、有線でパソコンと接続してみます。有線接続してインターネットに接続できていれば、無線LANに原因があることがわかります。もし有線接続してもインターネットにつながらない場合は、次のことを試してみてください。
1. IPアドレスを確認する。または、再取得する。
IPアドレスが取得されていなければ、再取得してみます。それでも取得できなければ、インターネット回線につながっていない状態ですので、プロバイダーに連絡を取りましょう。
2. パソコン、ルーターの電源を入れ直す。
IPアドレスが確認できている場合には、パソコン、ルーターを一度シャットダウンして、再度電源を入れてみてください。
3. ルーターの設定を確認する。
ルーターの設定を確認し、正常であれば、原因はパソコン側にあります。メーカーに問い合わせてみましょう。
無線LANをチェックしよう!
1. 親機との距離を確認しよう
ネット接続の調子が悪いときは、ルーターとパソコンとの接続状態や距離を確認してみましょう。Wi-Fiの電波は壁などの障害物や、距離が離れていると弱くなるので、まずは距離を近づけて接続状況を確かめましょう。
2. 接続している機器数を確認する
ルーターには、同時に接続できる機器数の制限があります。制限以上の機器が同時に無線LANと接続していないか確認しましょう。
3. ファームウェアを最新版にアップデートする
無線LANの不具合は、使用している機器のファームウェアを更新することで解消される場合があります。最新版のファームウェアにアップデートしてみましょう。
4. チャンネルを変えてみる
自分が使用している電波と近い周波数を使う機器が近くにある場合、電波が干渉してうまく接続されなくなる場合があります。そこで、周波数を変えるためにチャンネルを切り替えてみましょう。使用機器ごとにチャンネルの設定方法があります。
5. MACアドレスの設定を確認・変更する
ネットワーク機器には、それぞれを識別するための固有のアドレスが存在します。無線LANが使えなくなった場合、この固有のアドレス(物理アドレス、MACアドレスとも呼ぶ)設定を確認して、変更してみましょう。これだけで正常に使えるようになる場合があります。
不具合は丁寧に調べることで原因がわかる!
無線LANがつながらなくなる=故障、と考えるのではなく、ルーターの親機・子機・パソコン側の不具合など、さまざまな要素をひとつずつチェックしてみることで、必ずその原因は見つかります。原因さえわかれば、トラブルも解決できます。ここで紹介したリストは、その原因を探し出すためのものです。活用してみてください。
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