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SHIROW MASAMUNE

士郎正宗開発日記

Vol.11(あとがき)

以下は内部向きの挨拶です。 シンプルではない変種のデザインで、現場作業の方々に色々迷惑をかけたのではないかと思いますが、最終段階まで来る事ができました。関係者の皆様、イラストを描いて下さった絵師の皆様、ありがとうございました。それと少し気が早いかもしれませんが発売おめでとうございます。&挨拶が遅くなりましたが創立30週年おめでとうございます。宣伝・販売の方々はこれからですね。非専門家がデザインしたという点で異端のイヤホンですが宜しくお願いします。

Q.どうしてこのデザインにしたのか?
SHでは弦楽器類が持っている要素を、SLでは耳がもっている要素をそれぞれモチーフとして含ませたつもりです。「アニソン向け&マンガイラスト屋が考えるデザイン」という事で「無駄な要素を含んでいる&特定のジャンルに偏る事なく汎用性がある」方向で考えました。購入した方が自分でデコりたい場合に「デコ接着に適した平面」がほぼ無いので、そのぶんハイライトの入り方(曲面の光り方)に気を遣ったつもりです(陳謝毎度)。

Q.どうやって生まれたフォルムか?
一番最初のフォルムはルックスイメージからではなく「つまみやすく滑りにくい」のがいいかなという事で「少し昔の機械類におけるツマミみたいな基本形状」を作って、変形させていくところからスタートしました。「音を出すコアの円柱部分」と「そこにつながるケーブル」を上からカバーするシンプルな形状に、いかに「無駄過ぎない無駄な部分」を足すかという点を考えて生まれたフォルムです。 「ミーティングで使用したプリントアウト」でフォルムの偏遷をご覧いただける機会がいつかどこかで、あるかもしれません、無いかもしれません。



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士郎正宗

士郎正宗

神戸市出身・在住のイラストレイター。『アップルシード』(1984年~)『攻殻機動隊』(1987年~)の原作者。近年は小説の挿し絵(島田荘司氏著『Classical Fantasy Within』、須永ふーき氏著『武侠学園』、星野亮氏著『ザ・サード完全版』)、漫画や映像作品の原作(六道神士氏著『紅殻のパンドラ』)、ゲームや雑誌ピンナップのイラストなど幅広いジャンルで活動中。