ELECOM

SHIROW MASAMUNE

士郎正宗開発日記

Vol.8

某月某日
SHのモックアップとパッケージ概要見本を見てのミーティング。
モックアップは黒地に銀メタリックのラインが二本入った状態のもので、見た目の印象が3Dプリンターの刷り出しそのままよりも商品らしくなっているもの。やはり色がついて(黒だが)銀色が入るとそれらしくなってくる。音を出すコアの部分が最初にこちらで想定したものより一回り大きなタイプになるので当初の個人的印象とは異っているが、その分なんとなく貫禄が増したようにも見える。パッケージはケレンに走らずしっかり普通に、といった方向性かな…。


某月某日
SLの塗装見本と試聴ミーティング。
僕は音の専門家ではないので音質を評価できる能力もないしそういった立場にもないが、「こういった音を出す機種になります」ということで聴かせてもらった。ごく短時間だし「会議室で聴く」のと、「騒音だらけの街路や電車の中で聴く」のとではまた違ってくるだろうという前提で、あくまで個人的感想だが、ここ1年以内に購入して幾つかの分野の曲で一定時間以上試聴した20数機種(ハイレゾではないものも数種含む・陳謝)と比較して、また同価格帯の中で考えると僕のような素人にもわかるくらいに価格以上の価値がある音質だと思う。嘘だと思ったら買って聴いて、あるいは店頭で試聴して確かめて下さいね。気に入るか入らないか、自分に合うか合わないかは自分の耳で判断して頂きたい。 装着して歩き回った状態で抜け落ち易いか大丈夫か、耳のどこかに擦れて痛くならないか(耳の形状は個人差があるので検討が難しいが)、カバンの中から出し易いか引っかかり難いかなどの検証・確認はまだもう少し先の話になるのかな?

塗装見本に関してはいずれも単体で見れば非常に綺麗な華のあるメタリックなものを幾つか提示してもらった中から4種を選択する形になった。店頭で並べた際に相乗効果があると思う組み合わせを選択してみた。決定ではなくあくまで僕の個人的意見を提示しただけなので、そのまま最終段階まで行くかどうかはわからない。

社名の刻印が小さすぎて埋まってしまうために側面に移動する事になった…残念。

●用語解説(エレコム調べ)
※モックアップ…実物とほぼ同様に作られた模型のこと。
※ハイレゾ…High-Resolution(ハイレゾ)音源とは、音楽CDの3倍以上の情報量を持つ高解像度な音楽ファイルのこと。

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士郎正宗

士郎正宗

神戸市出身・在住のイラストレイター。『アップルシード』(1984年~)『攻殻機動隊』(1987年~)の原作者。近年は小説の挿し絵(島田荘司氏著『Classical Fantasy Within』、須永ふーき氏著『武侠学園』、星野亮氏著『ザ・サード完全版』)、漫画や映像作品の原作(六道神士氏著『紅殻のパンドラ』)、ゲームや雑誌ピンナップのイラストなど幅広いジャンルで活動中。